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HOME繁盛店のヒケツ!(こんなノウハウ持ってます)>第1回-1

繁盛店のヒケツ!(こんなノウハウ持ってます)具体的データとともに解説。有効な販促とは?

第1回 価格や料理名の打ち出し方で売り上げは変わる!

値段の出し方、料理名のつけ方は、あまり深く考えずに行ってしまいがちですが、実はそのつけ方次第で、売り上げが変わります。ほんの小さなことですが、値段の出し方や料理名のつけ方に気を使うだけで、立派な販促になるのです。
  目的:客数UP
「生中100円引き」と「生中280円!」で客を呼ぶのはどっち?
通常380円の生ビールを100円値引きすることでお客さんを呼ぼう、という販促です。これを告知する場合、「生中100円引き」「生中280円」の2つの表現パターンが考えられます。どちらも同じことなのですが、実際どちらがお客さんにとって魅力的に見えるのでしょうか?

阿里山で行ったこと
各店ごとに違う宣伝方法をとりました。特に表現の仕方については、大きく次の2つのパターンで実施しました。

【Aパターン】
生ビール100円引!
◆グラス
  通常350円のところ→250円
◆生中
  通常380円のところ→280円
◆生大
  通常550円のところ→450円
生ビールが100円引きだということを告知
【Bパターン】
生ビール 今なら280円!!

「生中280円」だけで元の値段は書かない
実施した店舗とその結果
店名 白梅町店 駅前店 烏丸店 阿倍野店
場所 ロードサイド

JR京都駅前/ビジネス街+観光拠点地

ビジネス街 繁華街、飲食ビル4F
メイン客層 社会人カップル、ファミリー、学生 サラリーマン、観光客 サラリーマン カップル、サラリーマン
ツール

○店頭・店内 A3ポスター○テーブルPOPスタンド○店前でのB5サイズチラシ配布

○店頭・店内 A3ポスター○駅前でのB5サイズチラシ配布

○店頭・店内 A3ポスター○店前でのB5サイズチラシ配布

○店頭・店内 A3ポスター、テーブルPOPスタンド○ビルの1Fにてプラカードを持ち、B5ビラ配布

期間 月末7日間 月末7日間 月末7日間 月初7日間
告知方法

Aパターン+チラシ配布

Bパターン+チラシ配布

Bパターン+チラシ配布

Bパターン+チラシ配布+プラカード告知

その結果!
販促実施前の直近同期間との比較結果(実施前の期間を1とする)

売上 1.06 1.19 1.07 1.24
客数 1.13 1.19 1.27 1.20
客単価 0.95 1.02 0.89 1.06

ビール
出庫数(※1)

0.93 1.33 1.79 1.24
結果の比較方法として、対実施前売上比×対実施前客数比を算出
算出% 120% 142% 134% 149%
順位 4位 2位 3位 ★1位
結果から分かること

1.「生中280円」のほうがより売れる!

「生中100円引き」と「生中280円」でビール出庫数(※1)を比べると、明らかに違いが出ています。これは、「100円引き」とするよりは、ズバリ「000円」と告知した方が分かりやすく、インパクトもあり、お客様へのアピール度が高かったためと推測されます。

2.立地・ターゲットに見あった販促を

白梅町店に関しては、メイン客層がサラリーマンではなく、車での来店客も多いため、ビール販促はあまり効果的でなかったとも考えられます。逆に烏丸店は、ビールの出庫数が1.79と増加していることから、立地的なニーズに合致した販促だったと判断できます。

3.他店と同じことをしても効果は薄い

あべの店は、飲食ビル内の店舗ですが、各テナントが同じ場所でチラシ配りを行っている状況がありましたが、その中でプラカードを持った声出しという手法はどこも行っていなかったことでした。つまり、一度に多くのターゲットへ告知ができるという利点から、フリー客をとらえることができた有効な手法だったといえます。


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